note『一段深く考えてみる』 (PV累計 210,058) 10/28upd
A.試験対策に向けて
- 一級建築士設計製図試験とは、考えを整理し、それを伝える試験である ★★★★
エスキースが、よく整理されていなかったり、正確さを欠いていたりすれば、このツケは……
- 合格するために必要なICT ★
採点者に真意が伝わらず誤解を与えたまま評価されるようなことがあれば……
- 「わかるだろ」では伝わらないこと…出題者、受験者ともお互いに ★★
書きたいことを書きたいように書くのではなく、伝えたいことが伝わるように書く……
- 一級建築士設計製図試験の適性…あなたはどのタイプ? ★★★
Aタイプ:聞<喋、Bタイプ:訊>話、Cタイプ:聴=語……
- 身の丈にあった計画を志向することの意義 ★★★
出題者の意向を無視せず、出題者に対する忖度をせず、……
- 一級建築士設計製図試験に必要な割り切る選択 ★★
割り切った考えとは、許容できる問題点をプラン全体を崩してまで回避しようとせず……
- エスキースでの判断と『あみだくじ』に横線を加える判断 ★★
たった一つの判断が、状況を好転させることもあれば、逆にそのつもりがなく悪化させて……
- 問題文を頑なに直訳し過ぎると、どこかぎこちない空間構成になる件 ★★★
度を越した意訳は、誤訳につながりかねませんし、頑な過ぎる直訳は、どこかぎこちなく……
- エスキース等のやり方・考え方の違いとAIの学習方法 ★★★
意識的であれ無意識であれ覚えている「やり方」のどれかを当てはめようとしながら……
- 課題発表までに、必ず取り除いておく必要がある減点要素 ★
誰が見てもケチが付きそうなところは、絶対にケチを付けられないように……
- 相互チェックすることの意義 ★★
つくり手の理屈だけでつくったものは、使い手の視点が欠けて……
- まずは自己の問題点を切り分ける ★★★
合格に至らなかったということは、試験で試された部分のうち、「足りていない何か」が……
- 採点に見られる試行錯誤とその対策 ★★★★★★★
受験者全体のレベルの低下によって、ランクⅢとⅣが増えてきているとは考えにくい……
- 設計の自由度と重大な不適合との関係 ★★★
「設計の自由度を高める出題」に舵を切りすぎれば、設計条件に照らして「重大な不適合」があると……
B.悩ましい問題文の読み取り方
- 設計与条件は、ネガティブリストなのか?ポジティブリストなのか? ★★★★
ネガティブリストとしての捉え方をすれば、特記されていないことは制限を受けない……
- 出題者の思わせぶりな文意を考察してみる ★★★★★
いざ試験を実施してみると、それを読み取る受験者に伝わりにくいところ……
- 受験者の心理に入り込む出題者への過度な忖度 ★★★
標準解答例を見たとき、自分ではできなかった問題文の解釈の多様性がそこにあるなら……
- やっかいな並立助詞【や】の解釈 ★★★
求めていることの解釈の幅を狭めて厳しく採点するのであるなら……
- 「等」の解釈を困惑させる標準解答例 ★★
問題文の解釈を左右してしまうところで、意図的か否かは別にして凡ミスを……
- 延焼ラインを図示すべき場合を読解 ★★
図示するのは、建築物の外壁の開口部で延焼のおそれのある部分が存在する場合だけ……
- 防火設備の記入と延焼ラインの図示に求めること ★★
法令への重大な不適合が生じるのは、設置義務が生じる外壁の開口部に、所定の防火設備……
- 試験で求める「延焼ライン」記入の変遷と基礎的な不適合 ★★★
「延焼ラインの未記入」も「設計条件に関する基礎的な不適合」とされる可能性はありますが……
- 要求室の床面積の不適合……「以上」は「異常」にあらず ★★★★★
「以上」というのは「下限値つき適宜」であるとの解釈をしておくと、適切な計画に繋がっていく……
- 床面積を記入すべき要求室 ★★
令和2年の試験では、再び平成22年以前のような要求内容に戻して……
- 床面積の算定におけるピロティを屋内的用途に供する部分 ★★★★
減点を恐れる受験者からしたら、出題意図が読みきれないことを判断させられるのは悩ましい……
- 敷地の周辺状況を踏まえた自然光の取り込み ★★★★
天空光と直射日光さらに地物反射光を含めたそれぞれの取り込みには、各方位で一長一短……
- エレベーターの要求とその捉え方 ★★★★★
利用者ゾーンとサービスゾーンを構成し、それぞれのゾーンを上下貫くエレベーターを……
C.学科から繋がる知識
- バリアフリー法上の要求と多機能トイレのあり方の見直し ★★★★★
従来の「多機能便房」内にあった各種設備・機能を、便所全体に適切に分散して配置……
- 改正建築基準法における防火設備に着目したまとめ ★★★★★★★
「外壁開口部設備」という用語が定義され、耐火建築物・準耐火建築物と同じ……
- 2方向避難における家具の配置と歩行距離の測り方 ★★★
重複区画の長さは、歩行距離を「斜め歩行」として測るか、家具等の配置を考慮したものとするか……
- 建蔽率の改正に基づく設計与条件を掘り下げてみる ★★★★
改正建築基準法に基づいて、準防火地域内にある耐火建築物としての10%加算……
- 建築面積オーバーによるランクⅣのリスクは減ることになるのか? ★★★
計画を進めていく中で生じる建築面積オーバーに対する心理的な重荷を、一つおろす……
- 地盤条件の判断において、学科で学ぶN値の知識をしっかりリンクしよう ★★★
学科試験対策を通して学んできたことを正しく理解し、有効に活かせるよう……
- 学科試験で学ぶ「涼」をもたらす「潜熱」 ★★★★★★
温度が変化しない潜熱の働き、打ち水効果、蒸散作用、エアコン内部での冷媒の蒸発……
<令和6年編>
- 初の『大学』という課題名 7/28new ★★★
近年の動向から得られる大学施設のイメージ像も、課題づくりや課題を解答していく上で参考に……
- 「大学」本試験の講評と解答例の閲覧名 10/21new ★★★
必ず出題されることへの対策と、出題されるかもしれないことへの対策とでは、……
<令和5年編>
- 身近なようで距離を感じる『図書館』という課題名 ★★★
課題名を「図書館」と事前公表してはいますが、今年も「〇〇を併設した地域図書館」などと……
- 「図書館」本試験の講評と解答例の閲覧 ★★
事務室やエントランスホールといった室名を与えず部⾨構成もしない令和5年本試験の問題を……
<令和4年編>
- 掴みどころがないようでありそうな『事務所ビル』 ★★★★★★
単に『事務所ビル』と公表されてはいますが、公表時に明示されていない何らかの機能が要求され……
- 事務所ビルの計画で、法令への不適合を炙り出す用途地域の指定は? ★★★
減点できるポイントを設定するため難易度を上げておきたいと考えるのが出題者の心理……
- 「事務所ビル」本試験の講評と解答例の閲覧 ★★★★
階数が「自由」になる可能性はあるのか?……基準階型かつ事務所ビルだからこそ、できた出題……
<令和3年編>
- ざっくり感ありの『集合住宅』という課題名 ★★★★
課題名は宣言通りシンプルであっても、問題用紙の大きさに象徴されるように、その設計条件……
- 建築基準法が求める採光が試される集合住宅の敷地の周辺条件 ★★★★★
直射日光による日照条件は、北側と南側とでは大きく異なりますが、天空光による採光は方位に……
- 「集合住宅」本試験の講評と解答例の閲覧 ★★★★★★★
問題を読み進めながら、あるはずのものがない!……と思った瞬間、心穏やかというわけには……
<令和2年編>
- コロナ禍において受験者に課せられる試練と受験手数料の返還措置 ★★★★★★★
返還するのは、受験手数料ではなく、設計製図試験を受験できる権利……
- 高齢者介護施設の公表内容から考えること ★★★
平面図の数が明らかにされていないことが、令和2年の課題名公表時の特徴の一つ……
- 高齢者介護施設で想定される居住施設等の根拠法 ★★★
居住施設等として想定されるものを、根拠法に基づいて以下にまとめて……
- 高齢者介護施設において要注意な居室の採光 ★★★★★★★★
公園や道路以外の隣地に向かって窓はあっても、建築基準法上は無窓扱い……
- 高齢者介護施設の利用対象者について今更ながらの確認 ★
介護スタッフに介助されながら「勝手に入ってきてしまう」のも、おかしな話……
- 「高齢者介護施設」本試験の講評と解答例の閲覧 ★★★★★★★
昨年と違った紙面構成を試験開始直後に先制して示すことで、受験者を動揺……
200PVにつき★ 1,000PVにつき★ 5,000PVにつき★
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