
過去の類似課題
過去に出題された類似の課題を以下にあげます。
(設計製図試験課題一覧参照)
- 平成13年「集合住宅と店舗からなる複合施設(3階建)」
RCラーメン造、地上3階建(一部S造可)、床面積の合計が1,700m2以上、2,100m2以下で、敷地は東西52m・南北36m、道路は北側15mと南側8mの条件です。 北側は駅前商店街の歩行者専用道路から横断歩道を渡って敷地にアプローチする構成になってます。
住戸はフラット住戸6戸とメゾネット住戸4戸を2階・3階に適宜計画し、各店舗は、1階または2階に設置階が指定されています。
また、プラザとモールを計画し、建築物と絡めて有機的な空間構成とすることが求められています。

保育室へのアプローチ
朝、親が子供を連れて保育所へ預けにきて、夕方、迎えにきます。この場合、子供の受け渡しをどこで行うかによって、アクセス動線・上下足の履き替え場所も違ってきます。
様々な方法がありますが、以下の2つのタイプに整理してみます。
タイプA:玄関で集中して行う
タイプB:各保育室の前で分散して行う
複合施設において、保育所を2階や3階に設置する場合、タイプAを応用して動線計画を詰めていく必要があります。
1階であれば、玄関から廊下を経由して、各保育室へ至ることになります。 これに対し、2階以上にあれば、1階にある玄関から階段・EV、廊下を経由していくことになります。
保育所の防犯に配慮すれば、この経路において、他の相容れない用途の動線と共用させないことが重要です。
不特定多数の者が簡単に入ってこれるような縦の動線は、平家の保育所の廊下を不特定多数の者が往来しているのと同じことになります。

事前に用意できるプラン
各部門のゾーニングや所要室の配置は、本試験を含み各課題ごとに検討していくべき内容になります。しかし、2時間目に作図時間の短縮方法として標準グリッドに納まるエレベーターと階段のパーツ、トイレのパーツについてふれたように、事前にプランを用意しておけるものもあります。
同じ大きさの室が複数要求される可能性のある保育室など、テラスとの組合せで、40m2、50m2、60m2など、スパン割をよく検討した上で用意しておく必要があります。
また、集合住宅が複合された場合、一般的な住戸として3LDK(約70〜80m2)、シルバーハウジングとして2(L)DK(約50〜70m2)などの住戸プランも、同様の用意が必要です。

合格するぞ!
本試験までには、「5時間30分で完成できる」という自信をつけておくことが必要です。
また、エスキースを進める上で、考えなくてよい点にこだわってしまい、本来考えなくてはならない点をみのがさないようにすることです。このためには、自分の図面を客観的に評価できるようにしておくことも必要です。
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